Sunset & Fishing夕日好きのプロルアービルダー

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ケヴィン シュワンツ 20:58
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    Kevin Schwantz July 2013 in SUZUKA  age49
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     僕の部屋にはテレビがない。
    去年の地デジ化に伴い、良い機会と好きだったテレビを見ることを止めた。
    一年も経つとすっかりテレビを見るという習慣が抜け、今は見たいと思うこともなくなった。
    最近よくCMに出ているという井川遙ちゃんが見れないこと(笑)、映画が気軽に見られないこと、それ以外はなにも困ることはなくなった。
    しかし、今週末の日曜日だけは久しぶりにテレビが見たいのだ。


    1985年と1988年、僕はSUZUKA8時間耐久レースを観戦に行った。
    くしくもこの両年が8耐史上最もエキサイティングな出場メンバーを擁し、同時に伝説的とも言えるレース展開となったのだ。
    2コーナーアウト側観客席で見ていた僕の目の前で、いくつものドラマが起こった。
    予選でただ一人初めて2分20秒の壁を突破して見せた、現役を引退した直後のGP500元世界チャンピオン「ケニー・ロバーツ」は1時間で五十数台を抜き去るという離れ業をやってのけ、日本の絶対エース「平 忠彦」はどちらのレースもあと数十分を残し、マシントラブルで僕の目の前のコース上にマシンを止めた。

    まだ新進気鋭だったケヴィン・シュワンツは1988年、プライベーターの雄「ヨシムラ」のエースナンバー「12」を着け、序盤のミスを取り戻すべく誰よりも早いラップで周回を重ね、最後のターンでは通常1時間ごとのピットインで交換されるタイヤを、3時間も無交換で走り、それでもトップチームと遜色ないラップを刻んで、あと少しトップには及ばなかったが堂々2位をゲットした。

    その翌年のGP500クラス、スズキのエースとして望んだ第1戦鈴鹿GPでケヴィンは、ヤマハのエース「ウエイン・レイニー」と長いグランプリ史上最高のレースのひとつとも賞される稀に見るデッドヒートを繰り広げ、贔屓チームなど関係なく見るものすべてを興奮させた。
    その様子がこれだ↓
    http://www.youtube.com/watch?v=5dulBN1HcAo
    やっぱりGPマシンは2ストだな!
    ちなみに彼のラッキーナンバー、ゼッケン34は現在もMOTO GP最高峰クラスの永久欠番である。

    様々なタイトルを奪取し、世界チャンピオンにまで登り詰めたレイニーとシュワンツだが、レイニーはレース中の事故で下半身付随となり、シュワンツにはどうしても届かないタイトルが残った。
    それが鈴鹿8時間耐久レースの優勝だ。
    シュワンツ(49歳!)はその忘れ物を取りに、今年21年ぶりに鈴鹿サーキットに戻って来た。
    公式練習では早くもトップチームから僅か遅れの好位置に付けている。
    平忠彦の例を引くまでもなく、8耐には魔物が棲んでいるといわれる。
    またもシュワンツは魔物に翻弄されるのかも知れない。
    だが、優勝なんかしなくていいのだ。
    ただ彼が、あの独特のライディングフォームでサーキットを疾走する姿を見れるだけで僕は幸せだ。
    チケットはとっくの昔に完売だ、だからテレビが見たいのだ!
    http://www.asahi.com/and_M/interest/OSK201307100017.html


     
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